575 名残りの薔薇
終戦の前年の秋、父を 亡くした我が家は世の中の戦時の嵐に巻き込まれながら、 寂しい秋を過ごしていた ある日突然亡くなって帰って来た父を呆然と見ていたような記憶がある。「お父さんのお帰りよ~...
View Article576 60年ぶり の 南禅寺水路閣
昨日、東京から友人が来てくれた 若い人なので、こんな老人に関わる事 などしなくてもいいと思うのだが10年余りも素敵な繋がりを持っているこの人、春には旦那様と2人で会いに来てくれ感謝していたのですが、その帰りの新幹線の中から応募した音楽会にペアのチケットが当たり私を誘ってくれたのです日帰り...
View Article580 なんて美味しい朝ごはん
食事は何人かでするのは楽しい、 気遣わない人となら、なお楽しい夫が無くなって、来る日も来る日も一人で食べる食事にいつしかテレビを見ながら食べるのが習慣となった今、食事の時にテレビを消していたあの日々は幸せだったのだ!と、気づく。そんな事も気付かなかったほどに幸せだったのに。先日、長野県のお父様が育てられた高原豆を、二種類送ってくださった方があって昨日、早速、煮てみた。何時もより甘く煮て...
View Article589 扉を開けたら…
いきなり小さな部屋の玄関、しかも部屋の中全体も見通せる狭さです こんな小さなスペースだって、この部屋には大切な場所です、だから、これらを飾るためには 今までこの場所にあったものは一時的に別の場所に避難しています(笑)こんな小さな場所ながら 目に止まる度に思い出すことも多く思い出はとまりません次回はまたこの一つを。
View Article590. 過ぎ去りし時
昔、イギリス旅行を幾度か させてもらっていたので イギリス好きのお仲間もいて 会えば話に花が咲き 毎日が穏やかな彼の国を憧れて自分達も、あのように日々穏やかに過ごしたいものだと真似をすることにしていた。古いものを平気でどんどん捨ててゆく私に、時は買えない!と、教えてくれたのはY様…街中がアンティークのショップの様なストー...
View Article593 こんなところにもスノーマン!
小さな部屋ではクリスマスのグッズも中々飾る場所がなく また、誰も来ないのに飾ってもね~と、言われそうですが…いいのです!私は自分の為に飾っているのですから…そして…思い出に浸りながら、ある時は微笑みがこぼれ…そしてまたある時は涙し、耐えられないほどの苦しさに襲われたりしながら思い出と共に飾っているのです...
View Article594. ボーモントホテル(beaumonte)
息子夫婦の転勤、出産、のお陰で ケンタッキーにひと月滞在した事がありましたHarrodsbougという美しい町で、ほとんどお隣さんみたいな感じで コレまた美しい林の中に白い小さなコテージが点在している絵のようなホテルがありますこの町で生まれた孫娘が父親の転勤でカリフォルニアに居た高校生の頃、生まれた町を見に行った時の感想も...
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